2019.8.7 一番大切にしたいもの

OECD(経済協力開発機構)が世界48ヵ国・地域を対象に実施した2018版TALIS「国際教員指導環境調査」の結果が紹介されていました。

これを見ると、日本の中学校教員の仕事時間は合計56.0時間。それに対して、加盟国等の平均は38.3時間。当然この数値の大きな開きが分析結果でも取り上げられ、「働き方改革」の話と結び付けて語られていました...今回、働き方に関して述べたいわけではないので、それはちょっと置いておきます。特に気になったのは赤枠の部分。指導(授業)時間課題採点&添削の時間です。総時間は平均よりも18時間近く多い日本ですが、この2つの時間は平均にすらも届いていません。これは意外であり、ショックでもありました。

我々教員は、授業が全てではありません。ただ、生徒に教科指導をすること、学びを与えることは一番根底にある教師の原点だと考えています。特に長崎日大のように、進学を志す生徒たちを預かる私学であれば、ここをないがしろにするわけにはいきません。少なくとも本校のスタッフは、全員それを分かった上で日々励んでいます。現在進行中の高3合宿が最たる例であるように、生徒の生活そのものに入り込み、何とか力を付けたいと一生懸命です。しかし、世界には「上には上が」いるんですね...因みに、アメリカの中学校教員の授業時間は28.1時間。いったい、どんな時間割組んどんねんっ!とツッコミたくなる時数です。

現状がいきなり大きく、劇的に変わることはないでしょう。ただ、一番大切にしたい授業と添削指導。ここに今まで以上にこだわりを持ちたいとの思いは新たにしました♪