2019.4.23 国公立大の推薦

これまた質問の多い、国公立大学の推薦入試について紹介する「アンケート対応 part.2」です!

まず大前提として、国公立大の推薦に”指定校制度”は基本的にありません。国が設置している大学が、特定の学校に「お宅から学生を取りますよ♪」とは言えませんよね。ですから「長崎日大には、どんな国立から推薦が来ますか?」といった類の質問には、無いとしか答えようがないのが現状です。

ただ、推薦の”数”を気にするご質問は、実は的を射たものでして、大学によって出願制限がある場合があります。例として挙げると...

長崎大学
◎教育学部学校教育学科
 ー小学校教育(1名) ―中学国語(2名)
 ―中学社会(1名)  ―中学数学(1名)
 ―中学理科(1名)  ―中学技術(1名)
 ―中学家庭(2名)  ―中学英語(1名)
 ―特別支援教育(1名)-小学校離島枠(2名)

◎経済学部総合経済学科(5名)
◎医学部医学科
 ―地域医療枠・地域医療特別枠(計6名)
   *昨年度の途中で4名から変更されました
◎薬学部
 ―6年制薬学科(2名) ―4年制薬科学(2名)

◎教育学部学校教育学科 上記以外の専攻(制限なし)
◎医学部保健学科(制限なし)
◎水産学部水産学科(制限なし)
◎環境科学部環境科学科(制限なし)

あくまでも「出願数」の制限です!仮に校内選考を通過したとしても、合格が保証されるわけではありません(ここである程度保証されるのが、私立大等の指定校推薦です)。


成績基準(評定平均値)が伴う大学・学部がほとんどです。引き続き長大を例に。

○A(A段階でも特に優れている)または4.3以上
◎教育学部 4.3以上(実技教科は3.5/音楽・美術は基準なし)
◎経済学部 ◎医学部 ◎薬学部

など、かなり多くの大学・学部が4.0~4.3辺りを基準値にしています。校内選考がある場合、この基準を上回る大勢の希望者から選考するわけですから、基準スレスレで選ばれることは考えにくいですね...

校内選考があってもなくとも、基準からは余裕を持った成績をキープしておきたいところ♪定期考査がいかに大切かが伺えます。逆に言うと、定期考査の対策を整えることができないようでは、国立推薦の道は厳しいということでしょうか。


選抜方法の大きな違いは、センター試験が課されるか課されないかです。長大の場合、課される学部は「医学部医学科」「薬学部」「環境科学部」となっています。

課す・・・センター対策と併行する負荷がかかる
課さない・・・推薦対策に傾倒しすぎて、センターの対策が不足する(不合格の場合が怖い...)

と、いずれもリスクがあります。志望理由書や実績報告書といった提出書類の清書・面接・小論文・学科(または実技)など、推薦に向けてやることはたくさんあります。適性や特筆すべき項目の有無など、推薦入試には「向く生徒・向かない生徒」がいます。その辺りも十分に見極めることが肝心です。チャンスだと思って受けたことが逆効果に...といったケースもないわけではありません。


最後に倍率ですが、1倍を切る大学・学部から10倍を超えるところまで、ピンからキリまでです。また、前年度低倍率だったことから出願が集中する、いわゆる「隔年現象」も起きています。因みに昨年度の長大は、

◎教育学部(全課程・コース) 2.8倍
◎経済学部 1.8倍
◎医学部保健学科 3.6倍
◎水産学部 4.3倍
◎医学部医学科 2.2倍
◎薬学部 4.4倍
◎環境科学部 2.5倍 でした。

上手く活用すればチャンスが広がりますし、「センター厳しいかなぁ...」と思っていた生徒が、推薦を活かして逆転合格を果たした例も多くあります。しかし、「基準や選抜をクリアできるか」「万が一の不合格に備えてバランス良く対策できるか」「そもそも面接や試験内容に耐えうる適性があるか」など、リスクマネジメントをしっかり行なう慎重さも大切です。

―――― 以上、国公立大学の推薦入試についてお伝えしました。

2019.4.22 日大入試イロイロ

先週末に開催した高3保護者対象説明会の際、保護者の皆様にアンケート記入をお願いしました。コースごとに仕分けをして、現在確認を進めています。分別作業をしながら、全体的に目を通していると、日本大学の「セレクション」と「付属特別推薦」の違いがよく分からなかった...との声がやや多かった印象がありました。

そこで今回は、回答第1弾として日本大学入試についてお伝えいたします。

1.日本大学セレクションとは?

各学部・学科に、このセレクション方式で合格にできる人数が割り当てられています。生徒たちは、【2年4月(20%)・3年4月(20%)・3年9月(国数英60%・地歴公民or理科100%)】の基礎学力到達度テストの結果(成績)を”自分の持ち点”として希望を提出します。大学側は、セレクションにエントリーした全国の付属生を高点順に並べ、基準を満たしている生徒を順番に内定者としていきます。自分が出した希望が自分より高点の学生多数とカブってしまい、残念ながら選ばれなかった場合、記入していれば第2志望でまた同じ選考を受けられます。第3志望まで記入できますので、どこかで内定するか、いずれにも選ばれないかの結果となります。

このブログの初期記事でも書きましたが、志望の高さよりも得点が優先されます。例えば、第1志望の学部でA君がセレクション最後の1枠に残れる点数を取っていたとします。一方B君は第1志望・第2志望ともに選考から漏れて、第3志望でA君と同じ学部・学科を書いていました。基礎学力到達度テストの得点は、A君<B君です。さて、この場合は...はじかれて第3志望に回ってきたB君がリストに加わった途端、B君より点数の低い志願者の順位が1つずつ下がり、A君は第1志望に選ばれないこととなります。野球にお詳しいお父様方には「プロ野球ドラフト会議」をイメージしていただくと、少し分かりやすいかも知れませんね?!

2.日本大学付属特別選抜とは?

この制度は、8月下旬の2学期始業式から約1週間の中で志願していただく推薦制度となります。付帯条件が幾つか伴う学部・学科もありますが、大きなウエイトを占めるのが「評定平均値」です。例えるならば、「長崎日大で頑張ってきた日頃の努力に敬意を表して、9月のテストをあまり気にせずとも入学できるチャンスをあげますよ。」といったタイプの入試制度です。とにかく高1~高3の定期考査に伴う5・4・3…などの評定が重要になってきます。全ての学部・学科にこの枠があるわけではありませんし、与えられている人数にも制限がありますので、〆切までにエントリーを募り、その中で校内優先順位を決定します。なぜ「校内優先順位」などと歯切れの悪い呼び方をするかというと、こんなことが起こり得るからです。

例)A学部A学科から、長崎日大に与えられた枠「3名」
 ① ○○ くん
 ② □□ さん…9月のテストでセレクションでも行ける高点を取った!!
 ③ △△ くん

結果、3名は
 
① ○○ くん
 ② △△ く

 ③ ◇◇ さん に決定!

実際に、付属特別選抜の候補者を本校から日本大学に届け出るのは、セレクションの結果が判明してからなので、セレクションで届く生徒はそちらで出願することで、「日本大学に進学したい生徒が合格できるチャンスが、より増える(例でいう桜子さんのような)」結果となるわけです。自分が頑張って基礎学力到達度テストで点数を獲得し「権利を譲り渡す」格好になった□□さんも、”セレクション方式であれば書類選考だけで済む(旅費を負担して関東まで行かなくて良い)”という学部が多くありますので経済的な恩恵を受けます。長崎日大にとっても本人たちにとってもWin-Winというわけです☆彡

番外編その1.セレクションや付属特別選抜と国公立受験は併願できるのですか?

今回の本題ではありませんが、この質問も多く寄せられました。答えとしては「原則NOです」ということになります。セレクションでの出願時に「国公立併願方式」を採用している学部・学科が幾つかあります。この形でセレクションを通過した場合だけ、「国公立大に合格した」という理由で日大進学の約束を解消することができます。ただし、募集枠も少ないですし、この方式を採用している学部・学科自体が非常に少数です。よって、原則としては、日本大学の付属特別選抜またはセレクションに名乗りを上げるかどうかを考える時点で、「日大に進むか、日大でなく国公立大入試まで挑戦を続けるか」を決断することとなります。

番外編その2.「N方式」って聞いたことがあるのですが...?

私立大学の一般入試は、2月上旬に集中的に行われます。日本大学も同様に様々な一般入試を設定しており、そのうち、1回の受験で複数学部・学科の合否判定をまとめて行ってくれる入試形態がいわゆるN方式です。しかも、この入試は長崎日大高校が会場の1つに指定されています!国公立大学を第一志望に、2月に最後の追い込みをかけている生徒にとって、日大を「私大の滑り止め」として母校で受けられるのは大きなメリットです☆彡宿泊・移動も伴いませんから、時間的・経済的負担も一般的な併願プランとは全く違ってきます!前述で、国立大受験との併願はできない仕組みだと説明しましたが、このN方式を活用するというテもあるのではないでしょうか?

 以上、長くなりましたが、日本大学の入試制度について幾つかご紹介させていただきました。参考にしていただけると嬉しいです♪

2019.4.21 感動をともに...

爽快な晴れ空の日曜日。校内では、中3・小6生とそれぞれの保護者様を招いて、

高校受験を考える生徒・保護者のための「高校進学セミナー」
今から始める中学入試準備のための「中学校進学セミナー」

を開催しました。

高校はビジュアルホール、中学校は大会議室にて実施しました。画像は高校の説明会の様子ですが、230~240名は来られていたのではないでしょうか?!ビジュアルホールの座席がいっぱいになってしまい、急遽後方に丸イスを加えて対応させていただきました。

今日説明したのは、「県内公・私立における高校入試の現状」「長崎日大高校・中学について」でした。子どもたち一人ひとりの”夢選び・未来選び”に、本校が一役買うことができるならば、これほど嬉しいことはありません♪今日、入試広報部のスタッフがお伝えしたことが、良きヒントになっていると幸いです。今年度入学してくれた、中学113名・高校389名の新しい日大ファミリーも、真剣に話に聴き入ってくださった本日の保護者・生徒の皆さんと同じように、熟慮を重ねて本校を選んでくださったはずです。先輩学年にあたる在校生のご家庭も。「期待と思いに応える学校創り」が大切であることを、より一層感じるセミナーとなりました。

本日お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。皆さんと、日大でともに感動を味わう1年後が訪れることを願っています☆彡

2019.4.20 感動のサポーター♪

高校3年生の保護者を対象とした「進学講演会」を開催しました。事前調査で予定していた人数を遥かに上回る参加をいただき、余裕を持って準備していたはずのビジュアルホールもすぐに一杯になりました。土曜日とはいえこれだけの保護者様に集まっていただき、皆さんの”本気”をあらためて痛感すると同時に、我々も気が引き締まる思いがしました。

◇ 進学のためにかかる費用や資金のこと
◇ 大学入試の仕組みや近年の入試動向のこと
◇ 日本大学の入試制度のこと

と、色々な面から情報提供をさせていただきました。ご挨拶でも申し上げましたが、受験YEARですから「焦り」は必要です。日本大学の試験も40%分(国数英)が終了し、センター試験までの日数も、日々刻々と減り続けているわけですから。ただ、その焦りとは「感情的に一喜一憂し、ドタバタする」することは指していません。今必要な情報をしっかりと得ておく。これが「受験を意識し、良い意味で危機感を持つ(≒焦る)」ということです。経済的・時間的・能力的...様々な条件がつきまとう大学入試の世界において、情報を握っているかどうかはとても大切な条件になってきます。その意味では、今日集まっていただいた皆様と色々な情報を共有できたことは、大変有意義であったと感じています♪

池内校長が掲げている今年のスローガン「感動日大!」を高3生が一番実感できるのは、何と言っても進路志望の実現です。それを叶える感動サポーターとして、我々指導陣と保護者様がスクラムを組んで支えていることが、きっとお子様の安心感にもつながると思います。

保護者の皆様、お忙しい中本当にありがとうございました。なお、頂戴したアンケートについては、進路指導部・各コースにて確認させていただき、今後の指導に役立てて参りたいと存じます。

2019.4.19 iは無くとも愛がある

「拍手が起こる生徒指導」でおなじみの肥田先生。クリエイトコースの高3を指導されていますが、そのクラスに配布したプリントをたまたま印刷室で目にしました。

2019.4.15 基礎学力がんばれよー しっかりここ教えたよ!

というメッセージとともに、板書した解法の流れが事細かに記されていました。さっそく肥田先生に話を聴きに行くと、「解説を聴きながら写し取るために手を動かしていると、どうしても正確に写すことに神経が削がれてしまいがちになる。後できちんと確認できるという安心感が、”集中して人の話を聴く力”に結びつくと思って実践している方法です♪しかも、聴くことに専念することで、余談やプラスアルファも頭に残るからリアルな授業を思い出しながら復習ができ、一層効果的なんです。」と答えてくださいました。本当はもうちょっと専門的なお話しでしたが、スミマセン...なんせド文系なもんで(笑)さっそく、夜学に参加していた3-1生に話を振ってみると

○教科書や問題集の解答よりも、断然細かくて丁寧だからメチャわかりやすい☆彡
○聴くことに意識が集中できるから理解が深まる!
○聴くだけで分かる単元(分野)は書かなくて良いので学習効率がイイ♪

などなど、絶賛の声を続々と拾うことが出来ました。

この単元は虚数の勉強ではありませんでしたので、虚数を意味する”i(アイ)”はありません。ですが、手間暇かけて生徒の学習をサポートする肥田先生には、思いっきりたくさんの”愛”がありますね♪肥田先生、ありがとうございます☆我々にとっても、勉強になりますっ!!

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