招き猫先生の『ことちか日記』H30 11/6

昨日何となくテレビを観ていたら興味深いシーンがあった。昨今よくある「東大卒」の著名人に対するクイズ番組だった。

その中の問い→「桃太郎のお話で、最初に桃太郎についていくことになったのは?」
もちろん、猿・犬・雉のいずれかということになるが、東大チームは「猿」と答えた。誤答である。普通であれば「東大卒でも外すんだねー」で終わるお話である。

しかし、学校に来てみると昨年一緒に「言語技術」を学んでいた中学生がやってきて「先生!テレビで桃太郎出たよ!」「あれ、犬→猿→雉」ですよね」とまくしたててきた。

これは桃太郎のストーリーを知っているか知らないかの話ではない。

昨年「言語技術」の授業の中で、「なぜ、桃太郎のお供は3人(匹)なのか?」
「なぜ、犬→猿→雉の順番なのか?」という問いを考えたのである。確固たる正解は無い問いである。論理性を持って答えるとしたらどのように答えるかを試す問いである。

では、論理性とは何か。説得力のある根拠をもって自らの論(意見・考え)の根拠述べることである。

犬→猿→雉の順番は、犬は地上、猿は木の上、雉は空を飛ぶという「人からの距離感」だと考えられる。

つまり、このように「なぜなら」という論理によってストーリーを把握しておけば、お供の順番を間違えることはないのである。


本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』H30 11/5

さて、週が改まり、月曜日である。週末に綴ったように「秋の進研」の直後となる。

愛する高校1年1組・2組諸君の出来は如何に?というところである。

吾輩は直前の過去問演習冊子の表紙に以下の言葉を綴った。

進研過去問のトレーニングについて
全国平均を見てください。
評論と漢文は三分の一、小説と古文は二分の一の得点率になっています。全体としても四割ですね。つまり、皆さんが受験する校外模試の国語は四割が全国平均というイメージになります。特に平均が九点台の評論など「難しい」「わからない」と思うのは当然です。おそらく「簡単だ」「楽勝だ」と感じる高校一年生ではほとんどあり得ないのではないかなと思います。だからこそ、知識で確実にとれるものをがっちり獲得するとともに、一点でも部分点を獲得するための取り組みが必要になります。
 「わからない」とあきらめるのは簡単です。しかし、そこで終わらない人は必ず強くなります。現時点での結果は問題ではありません。頑張って自分の解答を絞り出すことが何より大切です。

担任がコピーしてくれていた1年1組・2組諸君の答案を見ると、上記の言葉をしっかり守ったことがうかがえる力一杯の答案が揃っていた。「これでいい!」のである。出来不出来が問題ではない(と言っても良く出来ていると思うが)のである。ともに戦える集団だなぁと改めて思った次第である。

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』H30 11/4

昨日のサッカー準決勝についてである。VS長崎南山であった。

 

前半、みごとな崩しから先取点を挙げたが、その後追いつかれ、後半、延長も0対0、PK戦で惜敗した。

今年の高校総体二回戦VS総附もPK、インターハイの初戦VS盛岡商もPKだったなあ。と思い返した。

昨年の高校総体・選手権ともに県大会準優勝、これを受け継いだ今年のインターハイ出場、選手権県大会ベスト4、長崎日大サッカー部の魂のバトンは後輩たちに受け継がれていく。

以前にも綴ったが、吾輩が長崎日大高校の在学生だった頃、長崎日大サッカー部は県高校総体で初めて優勝した。吾輩が教員として赴任したのが、今をときめく森保日本代表監督が高校3年生の昭和61年のことである。そこから平成の前半はまさに国見高校全盛であった。

長崎日大サッカー部のバトンは、昭和の時代から、下田先生~渡邉先生~大塚先生~亀田先生・野崎先生へと受け継がれ、現在、亀田先生のもと、成合先生、坂本信先生(本校サッカー部OB)、宮﨑コーチ(男子寮明倫館の中心的存在)、桂コーチ(本校サッカー部OB)という体制で続いている。

様々な時代に様々なことがあったが、国見全盛の頃「意地の楔」を打ち込んだのは亀田先生率いる長崎日大サッカー部であったと記憶している。

確かに、高校スポーツの区切りは3年間である。しかし、その思いは必ず受け継がれていく。部員の思いとして先輩から後輩へ、指導者の経験値としてである。それを伝統(特に「私学の伝統」)と呼ぶのではないだろうか。そしてそれはスポーツ、部活動に限らず、大学進学においても文化活動や社会的活動においても同様である。

創立五十周年のときによく口にした台詞であるが、
「本気で目指した先輩たちがいたから今がある」のである。

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』H30 11/3

本日は、高校1、2年生の秋の大一番「進研総合学力テスト」が実施される。※中3も高1のテストにチャレンジする。
と同時に「全国高校サッカー選手権」長崎県大会準決勝VS長崎南山高校でもある。

各教室では、朝早く登校した生徒たちがテストに備えて準備をしていた。秋の進研は容易なテストではない。国語で言えば全国平均が100点満点で40点を切るようなテストである。数学・英語に至ってはそれ以上だろう。まともに勉強していないと得点にならないレベルなのである。しかし、得点以上に大切なのが制限時間いっぱいかけてそれぞれのテストに挑み続ける姿勢である。

県内の公立・私立を問わず、学年をあげての進研受験というものが少なくなっている。私立では限られた特進クラスだけという学校も多い。公立も限られた進学校の受験となってきた感がする。

吾輩は思う。校外テストもスポーツも考え方は同じであると。勝ち負けは大切ではあるが、それ以上に大切なことは「全力で挑む」ということではないだろうか。強豪校に対して試合前から「どうせ勝てないから」と試合の準備すらしない部活動はない。校外テストも「どうせできないから」とあきらめてしまうような姿勢ではいけない。

部活動であれば、勝てる可能性がゼロかもしれないがそれを1%でも高めようとするのが普段の練習だと思う。学力テストも同様であろう。

本日の進研も準決勝も勝つか負けるかそれはわからない。吾輩が求めるのは制限時間いっぱいの全力プレーであり、そのための日々の地道な取り組みである。

頑張れ!日大!である。

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』H30 11/2

ここのところ、様々な形で、生徒さん・保護者様とお話をすることが多い。そこでふと思う。

言葉の使い方一つで、「気持ちが伝わったり伝わらなかったり」するということだ。それならまだましな方で、言葉一つで「悪い方向に酌み取られてしまう」などということもある。

吾輩も自らの「一つの言葉」の大切さ、特にその怖さを意識して生徒さんや保護者様、あらゆる皆様と接していかなければならないなと改めて痛感している次第である。

そして、そのことを教室で、授業で上手に(しつこく)生徒さんたちに説明していくことも大切なことだと思う。学習指導要領に則った授業進度と大学入試に適応した授業内容は必須のことであるが、「言葉の力」を充分に説いて聴かせるのは「国語」の授業であろう。

「日々の業務と授業進度と内容の充実で手一杯でなかなか難しいんですよ」という声が聞こえてきそうであるが、そこに「国語教師の矜持」があるのではないかと思うのである。

本日はここまで。

 

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