招き猫先生の『ことちか日記』R2 2/21

思わぬメールが、米国より届いた。
メールの送り主は、平成6年度の卒業生M君であった。

 

平成4年度入学~平成6年度卒業のM君は、当時の国公立進学クラス(現在のアカデミーコース)に在籍した。
拙ブログにおいて何度か語ってきたが、長崎日大の国公立大学進学クラスは、平成元年にスタートしたものである。

M君のクラスは、その第4代目となる生徒さんである。

当時32歳の力野先生が担任、29歳の吾輩が副担任として、力一杯、目一杯、もはや、クラスというより「部活動」といったほうがよいような、それはそれは濃い3年間であった。

生徒さんの努力と保護者様のご協力のおかげで、一橋大・大阪大・九州大・広島大・熊本大・長崎大をはじめとする多くの国公立大学合格を出すことができたが、吾輩自身今思えば、まだまだ経験不足で荒削りだったなぁという感がする。

とはいえ、あの時代はあの時代ならではの「熱さ」があったのかなとも思う。

M君からいただいたメールによると、彼は現在、米国に在住しており、環境問題に対応する公的な機関で活躍しているそうな。

メールの最後に「長崎日大で培った根性とハッスルは今も私の支えとなっています。」と記してあった。

「根性とハッスル」いい言葉である。

本日はここまで。

 

『ことちか日記』過去掲載分をご覧になるには招き猫先生をクリックして下さい!

招き猫先生の『ことちか日記』R2 2/20

学年末考査3日めである本日の放課後、校舎内をうろうろしていると、元気の良い生徒さん2人組から声をかけられた。

「先生って、国語の先生ですよね。」と尋ねられたのである。

そういえば、明日は「古典」のテストがあるんだったなと思い、「何でも教えるよ!」と応えたところ、

「古典文法の助動詞が全然わからなくて困っています。助けてください。」とのこと。

「全然わからない」とは?と不思議に思いつつ、ノートや問題集を見せてもらったところ、良くできているのである。

「どこがわからないかな。」と、しばらく話しているうちに謎が解けた。

彼らは問題がわからないというよりも、助動詞が持つ複数の意味の識別に自信が持てていなかったのだ。その識別のやり方をざっくりと説明すると、すぐに要領を得た。

確かに、それらの識別は、問題集によって解答が異なっていることもある。高校生が真面目に取り組むほど迷いを生じるポイントと言える。

「もちろん例外はあるよ。でもね、まず、この基本とも言える判断の仕方を身につけてからだよ。」「例外を恐れてモヤモヤしたままだと、確実なものまでわからなくなってしまうからね。」と話した。

「一度にすべてを理解・修得しようとすると混乱する。まずは85%のことをカバーできる基本や確実性・出題頻度の高いものを押さえる。それが確実に身についてから例外をひとつひとつ理解する。」受験国語の鉄則である。

生徒さんは、一度にすべてを学ぼうとあせってはいけない。
教える側は、一度にすべてを教えようとしてはいけない。
特に、授業においては「一度に教えすぎ禁物」なのである。

腑に落ちた様子の生徒さんたちは明るい顔でテスト勉強を進めていた。

少しはお役に立てて良かったなと思う午後であった。

本日はここまで。

 

『ことちか日記』過去掲載分をご覧になるには招き猫先生をクリックして下さい!

招き猫先生の『ことちか日記』R2 2/18・19

日本大学国際関係学部の先生が来校され、今春、国際関係学部に進学する生徒さんたちを対象とした英語の授業が昨日・今日と続いている。

先般は、日本大学生産工学部の入学前授業(これは、なななんと、この講義を受けておくことで大学入学後の履修単位として認められるという有り難いものである。)が実施されていた。

 

これも日本大学の付属校の恩恵である。

ちなみに、日本大学の付属校(中学・高校・中等教育学校に限る)は全部で 26校ある。

その26校は、正付属・特別付属・準付属と区分される。

ときどき、「長崎日大も頑張って早く正付属にならないとねー。」などと、温かい激励をいただくこともあるのだが、これは根本的にまちがっているのである。

簡単に言えば、正付属は「日本大学が同じ法人として経営している学校」であり、特別・準付属は「日本大学とは異なる法人が経営している学校で、日本大学と付属校としての契約を結んでいる学校」なのである。

①日本大学高等学校・中学校  ②日本大学櫻丘高等学校  
③日本大学鶴ヶ丘高等学校  ④日本大学藤沢高等学校・中学校
⑤日本大学豊山高等学校・中学校  ⑥日本大学豊山女子高等学校・中学校
⑦日本大学三島高等学校・中学校  ⑧日本大学明誠高等学校
⑨日本大学山形高等学校  ⑩日本大学習志野高等学校
⑪日本大学東北高等学校

⑫日本大学第一高等学校・中学校  ⑬千葉日本大学第一高等学校・中学校
⑭日本大学第二高等学校・中学校  ⑮日本大学第三高等学校・中学校
⑯大垣日本大学高等学校  ⑰土浦日本大学高等学校
⑱岩瀬日本大学高等学校  ⑲土浦日本大学中等教育学校
⑳宮崎日本大学高等学校・中学校
㉑佐野日本大学高等学校  ㉒佐野日本大学中等教育学校
㉓長崎日本大学高等学校・中学校
㉔長野日本大学高等学校・中学校  ㉕札幌日本大学高等学校・中学校
㉖目黒日本大学高等学校・中学校

①~⑪までを正付属、⑫~㉖までを特別及び準付属と称する。
「長崎日大」は、日本大学の準付属校となる。

とはいえ、付属の区分に関係なく、全付属校26校における「日本大学の付属校」としての意識は非常に強い。それぞれの付属校にそれぞれの特色はあるものの、その礎に、「日本大学の教育理念」を掲げていることは言うまでもない。

また、推薦入学や大学からの特別講義、講師の派遣、就職支援などなど、正付属、特別・準付属などの区別なく、日本大学からの恩恵をいただいている。

特に「長崎日大」は、時の日本大学総長であった永田菊四郎先生が創学者である。これは全付属校の中でも特別感があり、準付属の中でもまたひと味違う存在なのである。

本日はここまで。

 

『ことちか日記』過去掲載分をご覧になるには招き猫先生をクリックして下さい!

招き猫先生の『ことちか日記』R2 2/17

明日からの学年末考査に向けて、長崎日大名物である「拍手が起こる生徒指導」至誠推進主任の肥田剛一先生の声が校内放送で響いている。

考査の受験上の諸注意はもちろんなのだが、そこに至るまでの言葉が良いのである。

「トイレの神様」を聞きながらの清掃活動はいかがでしょうか。何かいいことが起こりそうな気がしませんか。さて、トイレ掃除は幸運を引き寄せるって本当でしょうか。答えはYES。パナソニックの松下幸之助さんをはじめ、サントリー、ホンダの創始者の方々、芸能界で活躍する北野武さんなどなど、スポーツ界においても君たちの先輩である「広島の大瀬良投手」や大リーガーの前田健太さんなどなどみんな、「トイレには神様がいる」そう思って生活することが大切だと話されています。
みんなが使うトイレ、キレイなほど気持ちいい。チャンスの神様はキレイなトイレにいるのだと思います。トイレの神様がいつまでも長崎日大に住んでもらえるように、みんなでキレイに使いましょう。そして、しっかりとチャンスをつかんで幸せになってください。

(肥田先生の放送より)

子どもっぽいなどと言うことなかれ!である。

トイレを綺麗にする。トイレを綺麗に使う。生活の基本である。何事も基本を疎かにしては何も成り立たない。

先日、長年お世話になった校舎に恩返しをしたいと、高校3年生の女子生徒たちが数名でずいぶんと長い時間をかけてトイレ掃除をしてくれていた。

これもまた長崎日大の誉れである。

本日はここまで。

『ことちか日記』過去掲載分をご覧になるには招き猫先生をクリックして下さい!

招き猫先生の『ことちか日記』R2 2/16

日曜日の本日、出張明けでもあるので、学校に顔を出してみた。
学年末考査直前ということもあり、学校には生徒さんたちの姿は
見えない。

  

ふと、机の上を見ると、何やら置いてある。
画像のような品物である。

メモが添えてある。
「チョコレートよりもこっちが喜ぶだろうから。」と書いてあった。

「ことちか日記に載せてください。」ともあったので、ありがたく取り上げさせていただく。

「高校に進んだら、また、先生の国語の授業を受けてみたいです。」などと、泣かせる台詞も。

何にしろ、ほっこりとするプレゼントをいただき、いとありがたしである。

ホワイトデーには「国語の問題集」でもプレゼントすることにしよう(笑)。

本日はここまで。

 

『ことちか日記』過去掲載分をご覧になるには招き猫先生をクリックして下さい!