招き猫先生の『ことちか日記』H30 12/13

ここのところ、県下一斉実力テストの過去問解説をよくやっている。平成25年度の評論の出典で懐かしい再会があった。

平成25年度の評論問題における問題文の出典は、上田紀行先生の『生きる意味』であった。上田先生の『愛されるより愛する人になる』という著作に出会い、中学校の作文試験の出典に使ったこともある。

 

今回の『生きる意味』も10数年ほど前になるだろうか。作品中の、

私たちひとりひとりが固有の「生きる意味」を持っているということは、ひとりひとりの「ワクワクすること」と「苦悩」を生きているということである。他者を尊厳あるものとして見るということは、他者の「ワクワクすること」と「苦悩」に対して鋭敏な感受性を持つということだ。

という言葉が実に印象に残っている。

久々の、しかも意外なところでの「言葉」との再会であった。これもまた「ことちか」の醍醐味である。

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』H30 12/12

2週間ぶりに、中高一貫のクリエイトコースの「オーストラリア語学研修」を終えた生徒諸君と再会した。

「どうだった?」と吾輩が尋ねるまでもなく、楽しく充実していたとの土産話があふれるほど飛び出してくる。

今年で7回目を数える高校2年生での「オーストラリア語学研修」である。大切なことは中学入学以来、ここにいたるまでに5年の歳月をかけて積み上げてきているという点である。

 

中1の「英語劇」「イングリッシュ・ワンデー」、中2の「長崎英語さるく」、中3と高1での「国内GEP研修」と英語運用能力のみならず、パワーポイントを駆使してのプレゼンテーション能力の養成に努めてきたのである。

よって、ただ親からお金を出してもらっての「海外旅行」というわけではないのである。

今回の経験が今後の人生において「財産」となることを願う。

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』H30 12/11

今週末に迫った「県下一斉実力テスト」に向けての過去問トレーニングをやっている。

愛する高校1年1組、2組諸君の答案や日常の問題集や授業ノートを見るのは実に楽しいものである。

完成度が高いものもあれば、とりあえず終わらせなきゃ!と乱雑に書き込んでいるものもある。

的を射た解答もあれば、あさっての方向にフルスイングしているようなものもある。

丹念に記述を刻んでいるものもあれば、スカスカの解答欄もある。

よほど余裕がなかったのか、「ああ、これは人のを写しているな」と推察できるものもある。

しかし、吾輩にとってはそれら全てが愛おしいのである。

現在の高校1年1組、2組諸君、君たちは上出来である。現時点でできる・できないはあるだろう。しかし「ここから始まる」のである。
その可能性の萌芽に毎日毎日立ち会えるのだから、これほど楽しいことはない。授業に行くのが楽しみである。

できる生徒を教えることを「楽しい」という先生たちは多いだろう。しかし「できるようになっていく」目撃者になること、その手伝いができることがもっと楽しいのである。

「国語」というつかみどころのない教科を33年間教え続けてきて心底そのように思うようになった。

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』H30 12/10

師走も三分の一が過ぎた。教師が走ると書いて「師走」とはよく言ったものだが、長崎日大は師弟同行!先生も生徒も元気に爆走中である。

今日から中学3年生は山口県をメインとしたGEP研修旅行に出発である。高校1年生クリエイトコースは西南学院大学での研究発表と代ゼミでの研修を中心としたGEP研修から先日無事に帰ってきた。

目下の所、高校2年生はシンガポール・マレーシアコース、香港・マカオコース、デザイン美術科の国内コース、それぞれに修学旅行進行中である。一足先に出発していた中高一貫のオーストラリア語学研修組は本日無事に帰国した。

各コースともに「楽しく価値ある学びを深める旅」であることを期待している。そして、帰国後すぐに週末には「県下一斉実力テスト」が待ち受けている。

まさに「厳しい現実」にいきなり引き戻されるのである。しかし、それも「価値ある学び」である。

「楽しいことを心から楽しみ、きついことに逃げずに立ち向かう」これはどちらも難しいことなのである。なぜならそこには「全体の規律と本人の能動性」が求められるからである。

長崎日大の生徒諸君にはそのスタイルを身につけていってほしいものである。
ちなみに画像はGEP研修のお土産にいただいたものである。有り難しである。

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』H30 12/9

画像は昨日の「第13回キャリア教育講座」の模様である。これは高校1年生の総合的な学習の時間の取り組みの一つとして実施している講座なのである。

今回は、進路研究、特に「大学入試の基礎知識を学ぼう」ということでベネッセコーポレーションから講師を招聘しての講演会となった。

志望校の選び方など進路研究のおける「はじめの一歩」をわかり易く!と吾輩がしつこくお願いしたので、非常に理解しやすい内容ではなかったかと思う。

今年度に入り、各種の講演会やワークショップを実施したが、好評・不評をふくめ、生徒の皆さんの反応は様々である。どちらかといえば、黙って人の話を聴くよりも多少は自分たちで話し合ったり意見を発表したりするワークがあった方がいいという感想が多いかなというところである。

それもわからぬではないが、聴くべき時は聴き、話すべき時は話す、すべてはバランスである。

「人の成長はまず人の話を聴くところから始まる」という言葉は心理だと思う。「アクティブ・ラーニング」なるものをはき違えてはいけないのである。

「話すために、書くために」必要なものが「聴くこと」「読むこと」なのである。しかも「的確に」がそれぞれにくっつき、「考える」もそれぞれにくっついてくる。

つまり、「的確に聴いて考える」「的確に読んで考える」「考えて的確に話す」「考えて的確に書く」ことが肝要なのである。

中高生諸君、AIに負けず頑張ろう。

本日はここまで。

 

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