招き猫先生の『ことちか日記』H30 2/21

昨日までのほのぼのとした中1諸君の作文に続いて、本日はガチガチの評論文、国立大学二次個別入試過去問の答案を添削・採点している。

2020東京オリンピックで正式種目となり、ここにきて衆目を集めている「ボルダリング」という競技がある。吾輩はそれほど詳しくはないが、話を聞いていると何となく国語記述の答案、特に現代文の解答作成に通じるものがあると思う。

大きく言えばふたつある。ひとつは直近の手掛かり足掛かりをしっかり定めることで、もうひとつが、ひとつひとつの進め方が全体を見通したものであることなのである。

諸説はあるだろうが、吾輩の指導としては、
①「問い」の内容から解答のフォームを想定する。
②傍線部付近から解答の核となるものを見つける。
③全体の中で②に関連するパーツを拾う。
④ざっくり組み立てる。
⑤字数調整と微調整
という流れで考えている。

また、「ボルダリングは手ではなく足で登る」という言葉を聞いた。受験国語の手は受験勉強で得た知識、足はここまでで養ってきた教養と言葉の力である。

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』H30 2/20

学年末考査も明日で終了である。

今回の「言語技術」分野の出題は「物語の要約」だった。言語技術トレーニングの「再話」に取り組み始めたばかりの愛する中1諸君に対して、最初の意識付けの意味で「要約」を出題してみた。

 

あまり固いことは言わないで、『宝のげた』という物語の一部分を主語と文のつながりを意識してまとめさせたのである。思いの外よくできていた。

【生徒作品】
 困り果てた男の子が、どうやって薬を手に入れようかと悩みながら家へかえりかけたとき、あるおじいさんに出会った。おじいさんから、
「どうしたのかね。」
と優しく声をかけられ、男の子は正直にそのわけを話した。その話を聞いて、おじいさんは、あるげたを男の子にあげて、
「このげたを履いて転ぶと小判が出るが、必要以上に転ぶと背が低くなる。」
と説明して、去って行った。喜んだ男の子が、さっそくそのげたの力を試してみると、本当におじいさんの言ったとおり小判が出てきた。でも、男の子はおじいさんの言いつけを守り、必要なだけ小判を出して、それを持って家に帰った。

まあ、見事なものである。「言語技術」にしても、その他のスキルにしても大切なことはその修得を目指して「意識する」ことが大切である。「一日にしてならず」なのは何事も同様である。しかし、千里に挑む一歩は「意識する」ことから始まるのだと思う。

愛する中1諸君の「意識した答案」に向かい、添削と採点を行うことは「楽しい」取り組みであった。


本日はここまで。

 


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招き猫先生の『ことちか日記』H30 2/16

生徒たちの気持ちがよくわかったここ2日間である。

先日の拙ブログに記したとおり、筑波から戻った途端、言語技術の小論文2本と学年末考査の作成が「宿題」として吾輩を責め立てたのである。

それに加えて、現在は高校3年生の「最後の戦い!」二次個別入試に向けての特別授業実施中!なのである。吾輩は今年度「現代文」を担当している。おなじみの大学入試過去問などであるが、一橋・九大・広大・熊大などなど幅広くやっている。本日でちょうど10本めの評論に入る。

問題を解くのは楽しいのだが、準備には多少時間がかかる。そして、それを生徒諸君にわかりやすく解説をするのは解くこと以上に神経を使う。とはいえ、これは国語の教員としては当然のことである。2月25日の直前まで全力で取り組む所存である。

どうにか、授業と教材の準備は終わり、小論2本と学年末考査は完成した。二次個別トレーニングの添削もあと少しである。

超難関とされる大学を目指している男女2人が提出してきた答案は第5回目にして得点率が8割を超えてきた。添削していて実に手応えを感じるクオリティーとなってきた。その弛まぬ成長は頼もしい。その真摯な取り組みは愛おしい。

週末は新たなチャレンジが待っている。これは後ほどご紹介しよう。

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』H30 2/13

しばらくご無沙汰して申し訳ない。吾輩、旅に出ていました。

3連休を利用しての遠征は、久々の筑波学園都市、言わずと知れた「つくば言語技術教育研究所」での講座受講のためであった。

  

「中級教員研修 添削」2/10 10:00~17:00
「中級教員研修 小論文コース」2/11 10:00~17:00、2/12 9:00~16:00

数年前から、教員向けの基礎講座受講を中心に足繁く通った「つくば」であるが、今回もどっぷりと「言語技術の論理的思考空間」につかり、非常に実のある学びができた実感がある。日頃「授業で教える」ことに慣れた吾輩にとって「授業を受けて学ぶ」という体験は新鮮であり、楽しいものである。

確かに、齢54の身として1日6時間の学習、しかも時間に追い詰められつつ、文章を綴ることや頭を講座の内容を理解するためにフル回転させることは
楽ではない。同行した「ソエジー」こと、副嶋直美先生(吾輩よりも遙かに若い…かな)も頑張りつつ、疲れの色を見せていた。

しかし、取り組まなければならない。この言語技術教育を少しでも長崎日大に持ち帰り、生徒たちに提供したいと思う。「学ぶことをやめたとき、教えることをやめなければならない。」という名言が頭に浮かぶ。

また、全国各地から「熱い思い」を抱いて研修に参加する仲間の存在も吾輩とソエジーを励ましてくれた。今回は、講座の後にソエジーの友人である「秋田美人」と「奈良の烈女」とお話しすることができた。小論文の宿題があるにもかかわらず、その日の夕食後の会話が止まらなかった。その他にも、講座中にグループでご一緒した言語技術実践校の先生方にも親切に助けていただいた。感謝感謝である。

さて、愛する中1諸君の学年末考査を作成しつつ、愛しすぎている高3の二次個別対策の準備をしつつ、三森先生からの今回の宿題である小論文2本に取り組むこととしよう。

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』H30 2/6

「厳冬」という言葉がびったりはまる今年の2月である。いつも元気な日大中の諸君の中にもインフルエンザの罹患が増えている。実に心配である。

雪のちらつく中、先般、拙ブログでも触れた「新入生の入学を歓迎するチューリップ」の様子を見ていた。寒さの中しっかりと芽を出している。寒さに負けず日大坂を登って登校してくる中1諸君の姿と重なった。

明日はマラソン大会が実施される。無理をしてはいけないが、元気な諸君は頑張って参加してもらいたい。

雪の深さに埋もれて耐えて 麦は芽を出す 春を待つ 
生きる試練に身をさらすとも 意地を貫く人になれ

                          美空ひばりの「人生一路」の一節である


本日はここまで。

 

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